日本文化を伝えるボランティア
燃油サーチャージ込み 体育のないカンボジアの小学生に「日本式運動会」を教えるボランティア 5日間
カンボジアの復興のためには、一人一人が努力する事も大切ですが、集団として1つの目標に向かっていく事が、一番重要だと考えました。
カンボジアの小学校の子供たちと「日本式運動会」をやることにより、ふだん学校では学ぶ事のできない、運動の楽しさ体験してもらうと共に集団で行動する意義や楽しさを伝えたいと思っております。
★カンボジア教育の現状
長い内戦とポルポト政権時代の虐殺で教員数が大変に少なくなっております。
理由は、ポルポト自身が国費留学で留学をしたのに反体制的な思想を持ったので、インテリ層(医者や教師)は、反体制的な思想を持ちやすいと考えたためです。虐殺のために、当時75%の教師が死んだとされています。
また、1993年の内戦終了後の治安回復で、急速に子供たちの人口が増え始め、教師不足・学校不足が深刻な問題となっています。
そのため、小学校では、午前・午後の2部制で別々の子供たちを学校に通わせたり、読み書きと計算の授業しかおこなわれていないのが現状です。体育や音楽の授業はまったくありません。
★日本式運動会の意義
「日本式運動会」とは、戦後の日本でも、学校のある地域社会や企業の意識の高揚やコミュニケーションツールとして、日本の高度成長を支える一因となったイベントです。
単なる速さや高さなどを競う競技大会ではなく、赤・白などのチームを作って、綱引きや玉入れの集団競技や個人競技の時でも応援活動を行うことにより、運動をする喜びを感じながら、集団への帰属意識や集団行動をする喜びを同時に学べるイベントだと考えております。
運動会当日スケジュール
|
|
|
|
|
|
|
|
|